我々は、部活動入退出管理システムを導入しました!
どのようなものかというと…
このようにカードをタッチするだけで簡単に出欠席の名簿をつけることが出来るシステムです。
というわけで、どういうものなのか簡単に説明していきましょう!
このシステムで使用しているカードは、「Suica」と同じ種類の「FeliCa」と呼ばれるカードです。FeliCaは、近距離無線通信技術であるNFC (Near Field Communication) を使用してデータを送受信することができます。FeliCaには、製造時に書き込まれるIDm (Manufacture ID) というデータが含まれており、このデータを利用することで個人を特定することができます。
それではこのシステムについて解説していきましょう!
デバイスの構成は以下のようになっています。
使用言語は以下の通りです。
まず、PCにカードのIDmと名前を紐づけたデータベースを用意します。そして、カードを読み取った際に、そのカードのIDmとデータベースと照らし合わせて、誰が入室したのかを判断します。その際に、24時間のみ有効な各カード別のCookieを書き込み、「入室」と表示します。すでにCookieが存在している場合は、「退室」と表示します。この動作が終わった後、「入室」と「退出」とそのカードのIDmの情報をGoogleのGAS(Google Apps Script)を使用して、管理画面であるスプレッドシートに送信します。そして、スプレッドシート上で関数を使用して、部員の名前や学年、クラスなどを照らし合わせることで、名簿管理を行っています。
このシステムの問題点として、活動時間から30分以上経過しても部員がカードをかざすことや、欠席を報告することを忘れてしまう人がいるということです。こうした問題を解決するために、活動時間から30分以上たった場合、GASを利用して部員にメールを自動送信する機能を追加する予定です。
このシステムによって、顧問や運営チームが部員の出席状況を正確に把握することができます。
また、自動送信されるメールによって部員に対して、適切な対応が可能になるため、管理作業がスムーズになります。
このようなシステムを自作できたことは、大きな成果であり、今後の活動の改善につながるものだと思います。私は、自作することでシステムの機能や使い勝手について深く理解することができ、さらなる改善や機能追加にも繋がると信じています。今回のシステム開発に取り組むことで、より良いマネジメントが実現できるようになると期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
製作者より